オート信州の小林です。
先週、トヨタ産業技術記念館に行ってきました。
初めて訪れたのですが、記念館の大きさに驚きました(@@)
敷地面積が27,000㎡(東京ドームの約半分)
開館時間のAM9:30から見て回りましたが午前中だけでは
少し物足りない位、車好きには見所が沢山でした。
初めに、トヨタと言えば「織物機械」なんです!
トヨタグループ創始者「豊田佐吉」の志が
色々と書かれた展示物を拝見して、とても刺激を受けました。
考え方は今でも通じる事ばかりです。
「障子を開けてみよ。外は広いぞ。」
当時、アメリカやヨーロッパを見ていた
51歳の豊田佐吉の言葉ですが
とても良く分かります。
私個人も、初めてアメリカに行った時は国土の広さと
車や飛行機の数にビックリした記憶があります。
豊田佐吉は私以上に大きな衝撃を受けて帰国したんでしょうね(^^;
記念館に展示してある製糸工場や織機の大きさにも驚きましたが。
色々な織機も凄い技術でしたが、昔の自動車製造工程が
面白かったです。
木型に合わせてボディパーツを職人が1枚1枚叩き出して
作っていたんですね~
フレームも治具に合わせて組み立てて1台1台手作り。
本当に、とても手間のかかる作業ですね(^^;
でもハンドメイド独特のボディラインが、とても綺麗でした♪
目を惹いたのは鍛造プレスの実演です。
クランクシャフトやコンロッドの製造工程が詳しく説明
されていてミニコンロッドを目の前で作ってくれました。
アルミの鍛造と違い、鉄の鍛造は物凄い高圧力をかけるそうで
デモで使っている機械でも120トン(@@)
実際には数千トンクラスの鍛造プレス機で製造するそうです。
鍛造アルミで有名な日本製BBSは9000トン!
凄いですねぇ。
ロボットを使った組立ラインの1部や塗装工程を再現した
ラインもあり大迫力です。
サスペンション組付けラインのデモカーは
JZX90マーク2でしたw
まだまだ色々と見て回りたかったのですが
時間の都合で帰らなければならず、後ろ髪惹かれる思いで
記念館を後にしました。
時間が無かったのは、昼食を予約して頂いていて
お店に間に合わないといけなかったのですが
名古屋と言えば「ひつまぶし」漢字で書くと
「櫃まぶし」
うなぎ櫃まぶし御膳を頂きました!
初めは普通に食べて、次は茶碗にダシ入れて・・・
とても美味しかった。
また名古屋に行けたら、食べたいと思います。
明日は定休日となりますので
宜しくお願い致します。