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10月 16

車が冠水・浸水したら

 

 

オート信州の小林です。

 

車が冠水して水が引いたからと言って、安易にエンジン始動は

絶対に止めてください。

 

各部でショートして故障個所が増えたり、エンジン内部に

水が入っている状態でセルモーターが回ってしまうと

エンジンパーツの破損につながります。

 

まずは自動車販売店に相談ください。

 

昨日から長野市内を車で走っていると、積載車に積まれた

泥だらけになった車を多く見る様になってきました。

洪水の水が引いて、動かなくなった車両の移動が

本格的に始まりました。

 

弊社にも冠水車が運ばれてきましたが、ドライバーさんに

聞くと50台以上順番待ちとも事でした。入庫車両はフロントの

ナンバープレート上まで水に浸かっていた跡が有り、点検させて

頂きましたが修理個所が多いのと今後トラブルの発生する

可能性が有る事をお客様に伝えて、今回は廃車になりました。

 

 

 

車両保険に加入していれば、洪水での被害は

保険支払対象になりますが大切な思い出が詰まった

愛車が突然無くなってしまう悲しさは計り知れないです・・・

新しいお車を用意出来るまで、代車対応となります。

 

通常の車検整備と合わせて今回の被災車両代車を考えると

代車やレンタカー不足の可能性もあります。

弊社の代車も増車して対応したいと思います。

 

月曜日は臨時休業にさせて頂いて、被害を受けた販売店さんの

片付けや排水作業の手伝いに行ってきました。

 

大切なキャブレター仕様のレースカーも冠水してしまい

エンジン内部にも泥水が侵入してしまってましたので

錆びない様に、皆さん総出でエンジン分解して清掃作業です。

 

 

工場内部も泥水とオイルで片付け作業に手間取ります。

 

 

排水溝の無い駐車場に溜まった泥水は、冬場に活躍する

雪融かし様のポンプが大活躍です。

 

 

工場内は1日で何とか片付きましたが、冠水した車両の

修理や異動がこれから大変そうです。

 

弊社でも通常営業しながら、お手伝い出来る事があれば

出来る限りの事をしたいと思います。

 

 

明日は定休日となりますので

宜しくお願い致します。