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1月 25

ミニカトッポ ブレーキ配管破裂

こんばんは~

 

 

 

オート信州の飯島です!

 

 

 

今回は車検作業でお預かりさせて

頂いておりますM様のトッポの作業のお話です。

 

 

 

 

 

 

こちらのトッポはH8年式のH36Aという型ですが、

最近めっきり見なくなりましたね~

 

 

僕が小学生の頃近所の方が良く乗って

いたのを思い出しました。

 

 

年式が古くなってくると税金や修理代が

それなりに掛かってきたり

 

 

そもそも純正部品が生産打ち切り&在庫切れ

になり、修復が困難になることも

台数が減ってきた大きな原因でしょうか。

 

 

 

 

さて、トッポの作業ですが

 

 

 

車検を通すにあたり

灯火類のチェックや下廻り、制動の点検などがありますが、

それらの内のブレーキの制動点検中にブレーキの配管が破裂しました…。

 

 

 

 

 

 

 

サビた配管がブレーキを踏み込んだ時の圧力に

耐えきれなかったようです。

ブレーキ配管の錆は見受けられていましたが、

まさかここまでとは。

お客様が運転中に急ブレーキしたときに

破裂しなくてよかったです。

 

 

 

さっそくブレーキの配管やその他部品を手配しますが

一番欲しかったところの重要な配管がなんと生産打ち切り!

在庫もないようです…

 

 

なので中古部品や車ごとなど

いろいろと部品を探してみてもなかなか

この型のトッポの部品は発見できなかったので

 

最終手段として、ブレーキの配管を作成することに。

 

 

 

配管加工に必要なものがすべて

揃ったら引き続き作業させて頂きたいと

思います!

 

 

 

以下生産打ち切りになっていなかった

部品たちの交換写真

 

 

 

 

 

 

・Pバルブ 前後のブレーキの圧力を調整する凄いバルブ

 

揚げすぎで黒焦げになった唐揚げみたいですね

右が新品です。

 

 

 

 

 

取り付けステーも生産打ち切りのため

ギリギリ形が残っているナットも気合で取り外し!

 

 

 

新しいPバルブをとりつけて

 

 

 

 

 

 

 

 

サビないように黒く塗装してあげます。

 

その他

取り付けボルトが錆で折れたところもありましたが

修正して取り付けられるようにしたりと

残る作業は配管作成と加工のみとなりました。

 

Mさま、今しばらくお待ちください!!

 

 

 

それでは明日も皆さまのご来店、お待ちしております。